ソーシャルワーク支援モデルの変遷と概要
| 時代 | モデル・アプローチ名 | 提唱者 | 視点と目的 | 支援の特徴・キーワード |
|---|---|---|---|---|
| 1920年代〜 | 治療モデル (医学モデル / 診断主義) | フロイト ハミルトン | 問題の原因は「個人(クライエント)の内面や病理」にあると捉える | 専門家による「診断と治療」、過去のトラウマへのアプローチ、個人責任論に偏りやすい |
| 1970年代〜 | 生活モデル (ライフモデル / エコロジカルモデル) | ジャーメイン ギッターマン | 問題は「人と環境の相互作用(相性)」の間にあると捉える | 「状況の中の人」、環境調整と本人の適応の双方を目指す、生態学(エコロジー)の発想 |
| 1970年代〜 | 課題中心アプローチ (短期支援モデル) | リード エプスタイン | 長期支援への反省から、具体的な課題を短期集中で解決を目指す | ターゲット(課題)の限定、期限設定(短期・明確なステップ)、クライエントとの契約 |
| 1980・90年代〜 | ストレングスモデル (エンパワメント) | サリビィ(ストレングス) ソロモン(エンパワメント) | 「欠陥・障害」ではなく「強み・資質・潜在能力」に着目する | 成功体験・資源の発掘、権力(力量)の回復、自己決定の尊重 |
| 2000年代〜 | ナラティブ・アプローチ (解決志向アプローチなど) | ホワイト エプストン | 専門家の見解ではなく「本人の語る物語・意味づけ」を尊重する | 物語の語り直し(リ・ストーリング)、対話を通じた解決策の探求、当事者主体 |